更新日 2024年07月22日
いじめ予防に効果があるのは、厳しい規則や教職員の叱咤でしょうか。心理学の研究からは、厳しい規則や叱責ではなく、安心できてお互いを尊重できる風土づくりが、いじめ予防にも効果的であることがわかっています。
子ども同士のつながりがあれば、おのずと、いじめのような事態が生じた場合にも、友だち同士でいさめたり、関係や行動を変えていったり、子ども同士の力でよりよい人間関係が形成され、結果として、いじめを防ぐことができます。
先生が、うれしいときは一緒に喜び、楽しい授業をして、悪いことをしたらどの子にも同じように叱る先生のクラスで、いじめが少ないという研究結果もあります。
何よりも、先生と子どもたちとの信頼関係があり、安心できて楽しいクラスづくりが、いじめの予防には一番です。
信頼感があり、安心できて、楽しいクラスづくりが、いじめの予防になります。